【Adobe Creative Cloud】についてAdobeさんに聞いてみた
- 2012.03.16 Friday
- 17:28
by FLOWERS
【2013.1.10追記】Creative Cloudのメリット・デメリットについてまとめてみました。コチラもよかったらご覧ください。
【2013.5.7追記】AdobeがCreative Suitの開発を止め、Creative Cloudに完全移行とアナウンスしました。こちらの記事もどうぞ。
デザイン、特にDTPをされている方はほぼ間違いなく使用されているAdobe製品。イラレとフォトショを起ち上げない日は無いくらいですね。そのAdobeで今一番の関心事といえば「Adobe Creative Cloud」(アドビ クリエイティブクラウド)ではないでしょうか。
「Adobe Creative Cloud」とは今までの様に代金を支払ってAdobe製品を購入するのではなく、月額使用料金を支払ってAdobe製品を利用するサブスクリプションサービスのことです。
ボクも気になって仕方が無かったので、Adobeさんに電話でお尋ねしてみました。
【注意】
2012年3月16日現在の情報です。(2013年1月10日加筆)
仕様が変更される可能性があります。
正式な発表があるまでは確定ではありませんのでご了承ください。
1.「Adobe Creative Cloud」で提供されるCreative Suiteファミリーは?
Master Collectionのみです。
2.インストール可能な台数は?
従来通りの2台です。詳細はコチラ
3.月額いくら?
月額8000円、年間契約で月額5000円です。(消費税別)
4.Creative CloudでインストールしたAdobe製品をアップグレードした場合、
最新バージョンと下位バージョンとの混在は可能?
最新バージョンのみがインストールされた状態になります。
下位バージョンは残りません。
【2013.1.10追記】
Adobeさんに確認したところ、アップグレードしても下位バージョンも残る仕様になったそうです。
5.製品版で購入したAdobe製品との混在は可能?
可能です。
6.ダウングレードはできる?
できません。
7.アップグレードした後に一度アンインストールして
下位バージョンを再インストールできる?
シリアルが関連づけられてしまっている状態なので
再インストールした場合、体験版になってしまう可能性があります。
う〜ん、ボクは6・7が重要なポイントだと思うんですが、現状の仕様だと導入は厳しいですね〜。
早まってアップグレードしてしまった場合、取り返しのつかない状況になる可能性があります。他にも、例えばクライアントや印刷業者によって、違うバージョンのデータを要求された場合、全く対応ができないです。
同じくサブスクリプション制を導入した例として書体メーカーのモリサワがありますが、コチラはモリサワパスポートの普及によって、異なる作業環境での書体の画一化という大きなメリットがありました。
扱っているモノが違うので同じ土俵で比べるのは無理がありますが、それにしてもCreative Cloudはデメリットの方が目立ってしまいますね。
オペレーターの方も言ってらっしゃいましたが、
ターゲットはライトユーザーとCS以前のバージョンを使用している方の様です。
受付開始は5月中旬〜らしいので(CS6発売もそのくらいの時期みたいです)
その1ヵ月くらい前には正式なアナウンスがあると思います。
その間に大幅な仕様変更があるコトを期待して、刮目して待て!!!
【2013.5.7追記】AdobeがCreative Suitの開発を止め、Creative Cloudに完全移行とアナウンスしました。こちらの記事もどうぞ。
デザイン、特にDTPをされている方はほぼ間違いなく使用されているAdobe製品。イラレとフォトショを起ち上げない日は無いくらいですね。そのAdobeで今一番の関心事といえば「Adobe Creative Cloud」(アドビ クリエイティブクラウド)ではないでしょうか。
「Adobe Creative Cloud」とは今までの様に代金を支払ってAdobe製品を購入するのではなく、月額使用料金を支払ってAdobe製品を利用するサブスクリプションサービスのことです。
ボクも気になって仕方が無かったので、Adobeさんに電話でお尋ねしてみました。
【注意】
2012年3月16日現在の情報です。(2013年1月10日加筆)
仕様が変更される可能性があります。
正式な発表があるまでは確定ではありませんのでご了承ください。
1.「Adobe Creative Cloud」で提供されるCreative Suiteファミリーは?
Master Collectionのみです。
2.インストール可能な台数は?
従来通りの2台です。詳細はコチラ
3.月額いくら?
月額8000円、年間契約で月額5000円です。(消費税別)
4.Creative CloudでインストールしたAdobe製品をアップグレードした場合、
最新バージョンと下位バージョンとの混在は可能?
下位バージョンは残りません。
Adobeさんに確認したところ、アップグレードしても下位バージョンも残る仕様になったそうです。
5.製品版で購入したAdobe製品との混在は可能?
可能です。
6.ダウングレードはできる?
できません。
7.アップグレードした後に一度アンインストールして
下位バージョンを再インストールできる?
シリアルが関連づけられてしまっている状態なので
再インストールした場合、体験版になってしまう可能性があります。
う〜ん、ボクは6・7が重要なポイントだと思うんですが、現状の仕様だと導入は厳しいですね〜。
同じくサブスクリプション制を導入した例として書体メーカーのモリサワがありますが、コチラはモリサワパスポートの普及によって、異なる作業環境での書体の画一化という大きなメリットがありました。
扱っているモノが違うので同じ土俵で比べるのは無理がありますが、それにしてもCreative Cloudはデメリットの方が目立ってしまいますね。
オペレーターの方も言ってらっしゃいましたが、
ターゲットはライトユーザーとCS以前のバージョンを使用している方の様です。
受付開始は5月中旬〜らしいので(CS6発売もそのくらいの時期みたいです)
その1ヵ月くらい前には正式なアナウンスがあると思います。
その間に大幅な仕様変更があるコトを期待して、刮目して待て!!!